今回のブログは、髪質改善やトリートメントメニューをしてもなかなか結果の出ない方に向けて書いていこうと思います。
新しくご来店される僕のお客様からよく相談されるのは、
「毎回トリートメントをしてるのに傷んでしまう」
「カラーの褪色が早い」
「カラーやパーマの後のパサパサが気になる」
「髪が乾燥して広がってしまう」
このような内容が多いです。
実はこのお悩みは、とある方法で解決できてしまうんです。
美容師さんも知っているんだけどこの工程を省いてしまうことが多いんですよね。
その方法とは
マイナスケア
マイナスケアってなに??
という感じだと思いますが、考え方はシンプルでカラーやパーマの施術後の不要な成分を取り除きましょうというものです。
カラーやパーマ後に不要な成分を取り除かないとどうなるのか??
・髪が膨潤したまま→手触りが悪くなる、髪がパサつく
マイナスケアの考え方
マイナスケアの考え方についてご紹介。
今回はカラーを例にして説明していきますね。
まず、現在の髪の状態を0とします。
通常のカラーリングによるダメージをー2としましょう。
そしてトリートメントによるダメージ回復を+3とします。
簡単に図にするとこんな感じです。
この図を見てわかるように、カラー後そのままトリートメントをしても現在の状態から+1にしかならないんです。
では次に同じ条件でマイナスケアをするとどうなるのか??
もうお分かりですよね??
カラー後マイナスケアで髪の状態を0に戻してからトリートメントをすることで+3まで持っていくことができます。
よく考えれば当たり前のことなんですが、なぜかこの工程が省かれてるんです。
まあ色々事情はあるんでしょう。。
+10分くらいでできることなので僕は必ずやります。
次回来店時の質感や色持ちが全然違うので。
マイナスケアのやり方
ここからは施術方法について。
工程はシンプルです。
まず
1シャンプー前に酸リンスで軽く引き締め
2シャンプー
酸リンスで引き締めが終わったらシャンプーしてしっかりカラー剤を落とします。
この時キューティクルを傷つけないように優しくマッサージをするようにシャンプーしていきます。
3ヘマチンで過酸化水素を除去
シャンプー後軽く水気をとり、ヘマチンを髪全体に馴染ませ内部に残っている過酸化水素を取り除いてきます。
ヘマチンは過酸化水素を取り除くだけではなく、トリートメント剤の定着や、カラーの発色促進効果もあります。
時間としては3分ほどチェンジリンスを繰り返すと効果的です。
このまま流さず継続して次の工程へ。
4もう一度酸リンスで締める
ここでもう一度酸リンスを使用します。
シャンプーボウルにお湯をためそこに酸リンスを入れ薄めの濃度の酸リンスを作ります。
それをチェンジリンスで3分以上かけてキューティクルをゆっくり締めていきます。
だんだんと手触りが変わってきてツルッとした質感になったらマイナスケア完了です。
この後お流しして軽くトリートメントつけて終了でもいいですし、サロントリートメントの工程に移ってもOKです。
簡単でコストも時間もかからないので、カラーやパーマの施術後は必ずやることをおすすめします。
まとめ
以上がマイナスケアの工程となります。
もしサロンではなく自宅でマイナスケアをしたいという方はこちらの商品をおすすめします。
この商品はシャンプーする前に使用していただき、そのまま流さずシャンプーするだけで簡単なマイナスケアができる優れものです。
自宅でカラーをする方には是非使って欲しい商品です。
美容室で行うマイナスケアを自宅で体験できると思います。
自宅でもサロンでもできる簡単なケア方法なのにトリートメント効果抜群なマイナスケア。
体験したことない方は是非お試しください!