「髪型を失敗した。。。」
これは次回カットするまで毎日憂鬱で仕事もプライベートもモチベーションが下がりますよね。
僕も何度も失敗されたことありますし、その度ものすごく落ち込んでました。。。
美容師になり、こんな経験をする方が少しでも減ってほしいなと思い辿り着いたのが
ドライカット
でした。
ドライカットというと最後の仕上げの時に量感調節やちょっとした手直しのときにするイメージをお持ちの方が多いと思います。
僕のドライカットは全く違います。
僕のドライカットは美容業界でも0.01%しか習得していない希少なドライカットなんです。
ニューヨークドライカットという特殊なカット技法があり、それを日本人に合った形に変化させたものです。
最近ではホリスティックヘアカットという名前で見かけることもあると思います。
では僕のドライカットとはどういうものなのかご紹介していきます。
ドライカットとは??
ドライカットとは文字通り完全に髪を乾かした状態でカットしていくことを意味しています。
当たり前ですが、普段みなさんは髪が乾いた状態で生活していますよね。
なのに従来のカット技法は濡らした状態でカットをしていきます。
これっておかしいと思いませんか??
普段髪が乾いた状態で生活しているのであれば、乾いた状態でカットしたほうが綺麗にカットできるんです。
- 髪がどこに落ちるのか
- どこがハネやすいのか
- どこが膨らむのか
- 場所による毛量の違い
- 生えぐせ
など様々な状態を把握でき、そのお客様に合ったヘアスタイルを提供できます。
美容師としては状態を把握しながらカットできるのでデザインの幅が広がりよりクリエイティブな仕事が可能になります。
次にドライカットのメリットについて。
ヘアスタイルが長持ち
ドライカットの最大の利点はヘアスタイルが長持ちすることです。
ドライカットは髪を乾かして自然な状態でカットすることで、1ヶ月後2ヶ月後を想像しながらカットができます。
クセがどこに収まるのか、どのくらいボリュームを取ればいいのかなどカットをしながら状態を確認できるのはドライカットだからこそなんです。
髪にツヤが戻り綺麗に
一般的に髪を軽くしようと思うと、むやみに”そぎ”が入ります。
その状態でスタイリングしても髪がまとまらず、毛先がバサバサ広がって見えてしまいます。
ドライカットは髪を細かく切り綺麗な積み重ねを作ることで軽さを表現します。
むやみに”削ぐ(そぐ)”行為はせず髪を”削る(けずる)”ことでカットした断面も綺麗になり毛先に厚みを持たせながら軽くできるので、ツヤと軽さを両立できます。
毛先に厚みを持たせることで長期間経ってもスタイルが崩れにくく、パサつきも出ず艶のある綺麗な髪を維持することが可能になります。
メンテナンスが簡単に
ドライカットは髪が乾いて自然に収まるところで一束一束を丁寧にカットしていきます。
生え方にクセのある方やふくらみやすい方に対して、クセやボリュームを考えて切るので自宅でお手入れするときにカットがスタイルを決めてくれ、ブローが苦手な方でも楽にスタイリングができるようになります。
トータルバランスで考える
ドライカットにおいて大切なのが、その人らしさをトータルで考えるということです。
ドライカットは濡らして切るカットよりも髪のクセやボリューム感を見極められる力が求められます。
ヘアデザインをイメージするときに、お客様のボディバランスから考えていくことを最優先にするため、カットに入る前のカウンセリングを最重要視しています。
髪をかき上げた時、振り向いた時の髪の表情、動きまでを考えてカットできるのは『ドライカット』だからなんです。
まとめ
以上がドライカットのメリットになります。
今回紹介したドライカット技法はお客様に寄り添い、髪のお悩みを解消できる唯一無二のカット技法となります。
1人のお客様と真剣に向き合うため、カット時間を一人当たり1時間ほど頂戴しています。
ご来店の際はお時間に余裕を持ってのご予約をおすすめしています。
このブログを読んでいただいたのも何かの縁だと思いますので、ぜひ一度ドライカットを体験しにきてください。
ご予約は下記にある公式LINEから可能です。
髪に関するお悩みもお答えしているので、お気軽にご連絡ください。