EQUIP統括ディレクターのコハラショウタです。
今日は白髪が気にならなくなる魔法のヘアカラー【カラーブレンディング】について。
白髪って伸びてくるとすぐ気になりますよね。。。
髪が伸びてくるスピードを変えることは出来ませんが、伸びてきても白髪が気になりにくいカラーリングは実現できます。
詳しくやり方の説明の前にまずこちらの話を。
白髪を自分で染めることのデメリット
まず、ご自分で白髪を染めるということのデメリットのお話をしますね。
染めてから2週間くらいで少しずつ気になってくる白髪。
2週間に1度は美容室に行くのは時間の都合上かなり大変だと思います。
なので、ご自分でカラーリングされるという方も多いのではないでしょうか。
ご自分でご自宅で白髪をカラーリングするのメリットとしては
- 好きな時に染められる
- 価格を安く抑えられる
お値段的な部分や、気になったら染められるというのはかなり大きいメリットですよね。
デメリットとしては、
- ダメージが大きく髪が傷む
- 白髪がしっかり染まらないことが多い
- 白髪の部分の色浮きが早い
- 濃く色が入りすぎて、黒っぽくなる
- なりたい色味になりづらい
美容室でのカラーリングは、根本部分と毛先部分のカラー剤を変えてダメージがなるべく出ないようにカラー剤のパワーや色の濃さをコントロールしてます。
なので極力美容室でカラーをするようにしましょう。
そして今回の本題である伸びてきても白髪が気にならない魔法のヘアカラー【カラーブレンディング】は白髪染めの周期を少し伸ばすことができるので、自分で白髪を染めることなく髪をきれいに保つことが可能になります。
カラーブレンディングとは??
まるで自分の髪が生えてきたようなナチュラル感を出すために複数回(3-4回)に分けてかなり細か目にチップ(毛束)をウィービング(細かいメッシュ)でハイライトをします。
明るい縦線を増やす事によりグレーヘアや新しく伸びてきた黒髪を目立たなくする方法です。
白髪って極論1番明るいハイライトみたいなものなんで、明るいハイライトがたくさん増えるとその中にブレンドされるという考えです。
従来の白髪染めだとブラウンベースになり楽しめる色の幅が狭かったのですが、ハイライトを入れる事によりファッションカラーでの施術が可能になり楽しめる色の幅が増えます。
白髪が出始めの方や白髪染めの間隔を開けたい方に大変喜ばれております。
最近だと【育てるハイライト】という風に言われたりしますね。
まさに文字通り育てていく感覚に近いです。
細かくハイライトを入れていくのですが、1回目よりも2回、3回と繰り返すとハイライトの中にも明度差が出来て白髪との馴染みがいいです。
ただし、繊細な技術のため注意点もあります。
注意点
- 数回に分けてハイライトを入れるので、1度では完成しません
- ハイダメージ毛の方はお断りしてます
- 暗めのカラーをご希望の方は対応できないことがあります
- 縮毛矯正やヘナ、マニキュアをしていると脱色がうまくいかないのでお断りする事があります
現状の髪質がカラーブレンディングに対応していない方でも、時間をかけて髪質改善をし、施術を受けていただけるようにご提案させていただきますのでご安心下さい。
相談してみたい方は下記にあるLINEを登録してご連絡下さい。
相談だけでも全然OKです!
では実際どのように施術していくのか細かく解説していきます。
ステップ1 1ヶ月に数回の極細ハイライトを入れる
こんな感じでめちゃくちゃ細かく入れていきます。
1ヶ月の間に数回ウィービング施術することによって色のグラデーションいわゆる白い髪の毛から黒の髪の毛までの間に数十段階の濃淡を出すことが可能に。(早く完成させたいという方には1日に2回この極細ウィービングを入れていきます)
気になる根元と毛先の色の違いがミックスすることによって根元の伸びや白髪などを目立たなくすることができます。
またかなり細かくウィービングを複数回短期間ですることによって全体量の25%前後の髪の毛のみ色を抜くだけなので7割以上の地毛をキープし残せることによって全体の見た目ダメージを軽減する事が可能です。
ブリーチ剤を使用することが多いですがケアブリーチや最新のトリートメント剤を使用してダメージレスな施術をしていきます。
ステップ2 色味の補充はダメージレスなヘアカラーorカラートリートメント
ウィービング(極細ハイライト)だけでは色味を補充する事ができないので、ファッションカラーを使い色味を補充+白髪へ少し色味を足してブレンド。
お客様の髪の状態に合わせて数あるカラー剤の中からベストなものを選ばせていただきます。
ダメージを気にされている方には塩基系カラートリートメントを使用し、色味を作り出はことも。
色味の種類も豊富なので、組み合わせ次第でどんな色味でも表現が可能です。もちろんトリートメントなのでノンダメージで施術でき髪に負担をかけません。
ステップ3 自宅で簡単ケアが可能
従来のヘアカラーだと褪色してしまいすぐに色が変化してしまいますよね??
ハイライトはブリーチを使う事が多いので特にです。
当店では綺麗な状態を長く保って頂きたいので、ご自宅でケアできるようにその髪色に合ったカラートリートメントの販売もしてます。
シャンプー後、普段ご使用のトリートメントの代わりにカラートリートメントを使っていただくだけの簡単ケアです。
施術例
過去に施術させていただいたお客様の写真をご紹介。
白髪比率は約30%ほどのお客様です。
ハイライトは4回にわたって施しており、現在は2ヶ月に一度根元のリタッチをし、たまにハイライトを足してます。
白髪が気になると言うよりも根元の黒い部分が気になるのでリタッチしている感じです。
まとめ
なぜEQUIPでカラーブレンディングが誕生したのか??
日本のヘアカラーが海外のトレンドから流れがきてるのは間違いありませんが、オモテナシや身だしなみいわゆるグルーミングを自分だけのためでなく、関わりと接する方へのエチケットととらえる文化を持つ日本人が、和服ではなく洋服とのバランスのために髪色をライトアップしたりグレーヘア、白髪をカバーすることに費やす時間や費用をかけるのは諸外国よりもごく自然の流れとも考えられます。
しかしながらライフスタイルのなかでの毎月毎月、サロンでのカラーリングでとられてしまう時間が惜しく自宅でセルフカラーリング、ホームカラーへと移行してしまう方も少なくはありません。
そこでEQUIPが考案しているのが、以下の経緯であります。
ハイライトが当たり前のビューティ事情でダメージよりも色味といったところが海外の主流でした。
アジアンビューティーの美髪文化の流れもあり、ライフスタイルのナチュラル志向やヘルシーフード化などの影響で徐々にダメージレスの傾向に。
これから一歩も二歩も先を行くカラーリングテクニックをお客様と共有して行かなくてはと考えた末にこの
「カラーブレンディング」
というノウハウが誕生したのです。
現在のトレンドの中でも明度のグラデーション陰影をつける染め方「オンブレ」から、ホウキでさっと掃いたを意味するランダムな仕上がりの「バレイヤージュ」のようなシャドウとハイライトのミックスで魅せるものがベースに。
これからはもう少し少ない範囲で効果的なディップダイを意識したベビーカラーのような淡い色合いを細かく細いハイライトいわゆるベビーライトのように入れていくテクニックが必要です。
見た瞬間目が奪われるようなそれでいて大人たちも満足出来るグレーヘアが三ヶ月くらい伸びても目立たないカラーリングも選択肢に加えられるでしょう。